きれいな花には棘がある

棘があることの自覚

 

「きれいな花には棘がある」

「バラの花には棘がある」

 

昔から、バラの花のようにきれいな花には棘があるように、一見して美しい人でも他者を傷つけてしまう一面があるといわれています。

この言葉は、他人に対して使うことが多いでしょう。

「あの人は美人だけど、こんな一面がある」

「あの人は顔に似合わずこんなことをする」

などなど、どちらかと言えば他人を批判するときに使うイメージが多いのではないでしょうか。

 

しかし、棘があるのは他人だけではありません。

自分自身にも棘があり、知らないところで他人を傷つけてしまっているかもしれないことに、気がつかなければいけません。

きれいでよく目立つ花の部分にしか目がいかないのは、相手に対しても、そして自分に対しても同じことです。

自分自身のことをよく理解しているでしょうか?表面上の、きれいな花の部分しか見ていないでしょうか?

実は他人よりも棘が多くあって、誰よりも他者を傷つけているかもしれないことに、気がついているでしょうか?

何事も、自分に置き換えて考えてみることはとても大切なことです。

 

このように、他者を傷つけてしまうかもしれない棘ですが、棘には外敵から身を守る役目も持っています。

花が虫などの外敵から身を守るために棘に身を包むように、私たちの棘は煩悩という悪魔から自分を守るためにあるのです。

 

きれいな花には棘があるように、自分自身にも棘があります。

その棘で他者を傷つけないように、気をつけましょう。

そして、その棘は煩悩の悪魔から身を守るために使いましょう。

 

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