総持寺では、ご縁あって当山に納骨されたすべての精霊を対象に、年に一度の「納骨総回向(のうこつそうえこう)」という法要を勤めています。
これは、納骨された精霊を一斉にご供養する大切な法要です。

納骨総回向とは?
当山では、納骨されたご遺骨を5年間にわたり納骨堂でお祀りしており、この期間中に合わせて総回向のご案内を差し上げています。
「お寺に任せたから終わり」ではありません。 もちろん、お参りが難しい場合でも、お寺で責任をもってご供養させていただきますのでご安心ください。
しかし、ご家族・ご親族の皆様が心を込めて手を合わせることほど尊い供養はありません。
納骨総回向は故人との再会の場
納骨総回向は、今を生きる私たちが故人やご先祖様と心を通わせる、年に一度の尊い「再会の場」であります。
どれだけお寺が供養を尽くしても、ご家族・ご親族の皆様が心を込めて手を合わせることに勝るご供養はありません。亡くなった人たちは、家族や大切な人の「会いたい」「ありがとう」という温かい気持ちを一番待っているのではないでしょうか。
故人、ご先祖様への感謝を伝え、その「おかげさま」の気持ちを改めて感じるために、ぜひこの特別な機会に総持寺にお参りください。きっと、心が安らぎ、新たな活力が湧いてくるのを感じていただけるでしょう。


