梅と人間の見方 法話 2024-06-23今年も知人から梅をいただきました。和歌山の特産である「南高梅」であります。とくに産地であるみなべ町では、なだらかな山に一面の梅林があり、花が咲く2月ごろには見渡す限りの梅の花が咲き誇ります。みなべ町の梅林は、昔から「一目百万、香り十里」といわれ、ひと目見たときにはまさに百万の花が咲き乱れているようであり、梅の香りは十里先まで広がり届くといわれています。現在、和歌山県の梅の収穫量は約7万トンで、全国の梅の収穫量の6割以上を占めています。名実ともに、日本一の梅の産地であります。