お寺の掲示板お寺の掲示板『心が穏やかだと言葉も仕草も穏やかになる』 心が穏やかだと言葉も仕草も穏やかになります。お釈迦様は「正しい知慧によって解脱して、やすらいに帰した人の心は静かである。ことばも静かである。行いも静かである。」と言葉を残されています。いつも穏やかな人でありたいものです。2023.03.01お寺の掲示板
法話蜂のようなやさしい心 金子みすゞさんの詩「露」には、蜂のやさしい思いがあふれ出ています。生きていくためには、蜂も花も人間も必死ですが、だからといって他者を傷つけて善いわけではありません。花を思いやる蜂のように、私たちも他者を思いやる心を持つ必要があります。2022.05.11法話
法話手を打てば「ハイ」と答える鳥逃げる鯉は集まる猿沢の池 手を打てば「ハイ」と答える鳥逃げる鯉は集まる猿沢の池という歌があります。ポンとてをたたくと、女中さんは返事をし、鳥は逃げ、鯉は餌をもらえると思って寄ってきます。一つの出来事も、受け取る人によっていろんな見え方ができます。心の受け取り方次第で、善くも悪くも見え方が変わるのです。2022.05.03法話
法話自分を愛するということ 自分を愛することは大切です。西山上人は「衆生の重んずる宝、命にすぎたるはなし」といいます。自分の命ほど大切なものはないのです。それは他者も同じです。だから、自分を大切にするように、他者に対しても接していかなければいけません。2022.05.12法話
法話執着は心の握手 執着は心の握手のようだと、お笑い芸人の小島よしおさんが言いました。強く握れば相手の手は痛くなる、さらに力を入れれば自分も痛くなる。相手の気持ちを考えて、いい加減で握手をするように、他人と接するときにも相手を思って接することが大切であります。2022.05.12法話
法話陰口より陽口(ひなたぐち) 陰口より陽口を使うように。陽口とは、当人のいないところでその人のいいことを言うことです。お釈迦様は、ことばには十分気をつけるようにと教えられました。本人がいないところでも、いいことばを使うようことで、自分も周りも気持ちよく過ごすことができます。2023.03.08法話
法話禁欲は心を浄める 禁欲することは心を浄めることにつながります。お釈迦様は「 賢者は欲楽をすてて、無一物となり、心の汚れを去って、おのれを浄めよ。」と教えて、戒を守ることを説きました。出家修行者であれ在家信者あれ、戒を守ることでよりよい人間へと変わることができるのです。2022.01.19法話
法話風吹けば風吹くままに 新年といえば、おみくじであります。その年の運勢を占うものとして、毎年楽しみにしながらおみくじを引いています。今年はそこに「風吹けば風吹くままに港よしと百船千船うち集いつつ」と和歌が詠まれていました。味わいのある歌であります。2022.05.12法話
ライフ言葉よりも実践を!言う前にまず行動することが大事! たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っている。―――牛飼いが他人の牛を数えているように。彼は修行者の部類には入らない。た...2022.01.07ライフ
ライフ「いいこと」も「わるいこと」も心が作っている妄想である 雨に濡れる本堂。屋根から落ちる雨音が、静かに響き渡ります。「いいこと」と「悪いこと」は誰が決めているのか?朝テレビを見ていて、天気予報が流れると、「今日は晴れだ...2022.01.07ライフ
ライフもしもお金が降ってきたらどうしますか? お金が雨となって降り注いできたら「お金が雨のように降ってきたら」と想像したことはあるでしょうか?何千、何万、何億というお金が一度に降り、それを拾い集める。すると...2022.01.07ライフ
法話「あなたのため」が迷惑になるまえに、まずしなければいけないこと 「あなたのためにしてるのよ」「あなたのためを思って言ってるのだ」とよく言いますが、それは本当に「あなたのため」になっているのでしょうか?本当に相手のために行動するなら、まずやらなければいけないことがあります。始めに自分がやらなければいけないこととは?2022.01.06法話