感覚を大切にしてみる
感覚を大事にしてみる。
— 総持寺@西山浄土宗 檀林 (@soujiji_kandori) May 10, 2021
聞こえるもの
見えるもの
香るもの
見えるもの
時間のある時に、
ひとつひとつ丁寧に感じ取ってみる。 pic.twitter.com/3MLXGZjfF7
私たちは毎日、外からの刺激を受けて生活をしています。
色や形といった、目に見えるもの。
人の声や車の音など、耳から聞こえるもの。
匂いなどの、鼻で香るもの。
ご飯など、舌で感じる味。
などなど・・・
五感を通して一日中いろいろな情報を受け取っています。
ところが、近年はこれらの情報があまりにも多すぎるような気がします。
特にSNSではデマが横行し、誹謗中傷が飛び交います。
正しい情報と、そうでない情報を、きちんと見極める力が、現代の私たちに求められているのです。
しかし、情報を見極めることほど忙しいものはないのではないでしょうか。
情報に翻弄され、いつも右往左往し、心を落ち着けることなく、慌ただしい生活を送っているのが、現代を生きる私たちなのだと思います。
さて、そこでお寺へ足を運んでみるとどうでしょう。
いつも聞こえる街の喧騒を離れ、非日常の空間が、そこには広がっています。
たとえほんの一分でいいです。何も考えずにお寺の仏様と向かい合ってみましょう。
すると、普段感じないものを感じることができます。
風の音
花の香り
自分だけの空間
聞こえるもの、見えるもの、香るもの、それらのすべてをそのまま、ありのままに受け取ることが大事です。
「いいもの」を求めるのではない。ありのままを見聞きすること。それを「味わう」と表現するのです。
体に感じる感覚を一つ一つ大切に感じ取るようにしましょう。