法話

法話

寄付をしない日本人

日本人はなぜ寄付をしないのでしょうか。ある調査では、日本の人助けランキングが最下位だとの報告がありました。仏教では人を助けるという行為は、まわりまわって自分の幸せにつながると考えています。他者を助ける「利他行」についてお話しします。
法話

悪口は自分を傷つける

あらゆるところで飛び交う悪口や誹謗中傷の言葉。相手を攻撃しているようにみえて、これらはじつは自分自身を傷つける行為になるのです。なぜ人間は、他人を攻撃したくなるのでしょうか。ブッダの言葉とともに、悪口についてお話しします。
ブログ

【和歌山市断水の経験から学ぶ】本当に大切なこと

和歌山市六十谷にある水管橋が一部崩落し、和歌山市の紀の川以北地域において大規模な断水が発生しました。不便では有りましたが、それ以上に大切な事に気づくことができました。大切なものは見えない部分にあります。断水を通して感じたことを紹介します。
法話

暑さ寒さも彼岸まで

「暑さ寒さも彼岸まで」というように、夏の暑さも冬の寒さも、お彼岸になれば和らいで過ごしやすくなります。実はこの言葉、単純に気候のことをいっただけではないのです。どのような意味があるのでしょうか。これを知ればお彼岸の過ごし方も変わるでしょう。
仏教

なぜお彼岸は一年に二回あるのか?

お彼岸は春と秋の一年に二回あます。なぜ一年に二回お彼岸があるのでしょうか。お彼岸にはお寺やお墓へお参りし、ご先祖様の供養をします。一年に一度供養をすればいいのではないかと思うかもしれませんが、それではいけないのです。少し視点を変えて紹介します。
法話

心頭滅却すれば夏の暑さも和らぐのか??

「心頭滅却すれば火自ずから涼し」という杜筍鶴の言葉があります。煩悩にとらわれることなく心を整えることで、ものごとを正しく見ていかなければいけません。とらわれることなく、暑いものは暑いままに、ありのままに出来事をそのまま受け入れていくことを教えています。
法話

雑草は種をまかないのになぜ生えてくるのか?

庭に生い茂る雑草縁がそろえば草も育つ梅雨の時期になると、雑草があちこちから生えてきて、みるみるうちに大きく成長していきます。毎日毎日草抜きをしても、次から次へと生えてくるのでキリがありません。雑草はな...
法話

最期の一瞬まで心安らかに・・・

法然上人の説いたお念仏の教えは、ひとえに中国の善導大師の教えにもとづくものだと伝えられています。善導大師は唐の時代に活躍された僧侶です。幼いころに出家をして、西方極楽浄土の様子を描いた図を見て感動し、...
ライフ

「いいこと」も「わるいこと」も心が作っている妄想である

雨に濡れる本堂。屋根から落ちる雨音が、静かに響き渡ります。「いいこと」と「悪いこと」は誰が決めているのか?朝テレビを見ていて、天気予報が流れると、「今日は晴れだからいい天気だ」「今日は雨だから天気が悪...
ライフ

もしもお金が降ってきたらどうしますか?

お金が雨となって降り注いできたら「お金が雨のように降ってきたら」と想像したことはあるでしょうか?何千、何万、何億というお金が一度に降り、それを拾い集める。すると、働かずして有り余るほどのお金が手に入り...
法話

人はなぜ他人のことが気になるのか?

人はなぜ他人のことが気になるのか?「夫が食べた食器を片づけてくれない」「上司の話し声が気になって集中できない」「食事マナーがなっていない」「芸能人が不倫をした」などなど、他人のすることなすことが気なっ...
法話

諸行無常を味わう

流れる水はとどまることを知りません。常に変わり続ける「無常」を感じさせます。諸行無常を味わうある日のことです。その日は朝から雨が降っていました。地面をたたきつける雨粒の音が不思議と心地よく感じます。お...