立ち振る舞いに気をつけることで、その人は美しくなる

総持寺の境内で咲いている芍薬。立派な花がさきました。

立ち振る舞いを花のように美しく

 

立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花

という言葉があります。

すらりと伸びた茎の先端にきれいな花を咲かす芍薬のように、

枝分かれした横向きの枝に花をつける牡丹のように、

風を受けて静かに揺らめく百合のように、

そのように立ち振る舞いの美しい女性を表すことわざとしてよく使われます。

 

他者を見て「あの人は美しい人だ」と思うように、

自分自身も「あの人は美しい人だ」と言われるような人でありたいものです。

 

ちなみに、芍薬の花言葉には「慎ましさ」という言葉があります。

慎ましいとは、「控えめでおしとやか」「贅沢ではなく質素なさま」という意味があります。

「美しい人」というのは、お化粧をして、きれいな服を着て、アクセサリーを身につけて、外見的に着飾った人を言うのではありません。

外見ばかり気にして贅沢に着飾ったりせずに、慎ましく内面を美しく磨きあげることのできる人こそが本当の美しい人なのです。

 

もちろん、これは女性に限る話ではありません。男性も同じです。

花を愛でながら、自分自身の行いと重ね合わせて、内面を美しく磨きあげられるように努力していきましょう。

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