法話

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梅は三毒を断つ

昔から梅は「三毒を断つ」といいます。三毒とは「水毒」「食毒」「血毒」のみっつです。身体の汚れをのぞく健康食品として重宝されていました。その意味と、おいしい梅の漬け方を紹介します。
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「見て見ぬふり」スマホと空き缶

ついつい「見て見ぬふり」をしてしまいます。電車に落ちていたスマホと空き缶。同じ「落とし物」なのに、スマホは拾って届けるけど、空き缶は見て見ぬふり。この違いにある高校生はモヤモヤしたといいます。そんな不思議な話を紹介します。
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たたら踏む鋳物師が鋳型土なれど

西山上人の御詠歌に「たたら踏む鋳物師が鋳型土なれど中に黄金の仏こそあれ」とあります。鋳型は土でできているが、その中には日本古来のたたら製鉄で出来上がった純度の高い鉄でできた黄金の仏さまがあります。それはまさに煩悩に隠れた仏の心であります。
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「ムーンショット」と「仏の誓願」

ムーンショットとは、誰も成し遂げていなくて、困難であるが、達成すれば大きな効果をもたらすような、壮大な計画や挑戦のことです。これは、仏の誓願に通じるものがあります。誓願をたてて目標を作ることは、そのまま生きるエネルギーにもなります。
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他人の不幸は蜜の味

「他人の不幸は蜜の味」といいますが、相手の不幸を喜ぶことは科学的に証明されていて、仕方のないことでもあります。なぜ人は他人の不幸を喜ぶのでしょうか。その原因と、対処法も合わせて紹介します。
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お弁当を食べた息子の言葉に感動

お弁当を食べた息子の言葉に、お母さんが感動した話を紹介します。学校の事情で突然お弁当を作ることになったお母さん。突然の息子の言葉に一瞬とまどい、次にホッとし、そしてじわじわとうれしさが込みあげてきたといいます。言葉の大切さを考えさせられます。
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日常の生活を悦びに変える

日常の生活を悦びに変えるにはどうすればいいでしょうか。劇作家・演出家として活躍をされている平田オリザさんは、現代口語演劇というものを提唱し、日本の現代演劇に大きな影響を与えたといわれています。そこから学ぶことを紹介します。
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守るべき十種の戒

菩薩が守るべき十種の戒。不殺生戒、不盗戒、不淫戒、不妄語戒、不酤酒戒、不説四衆過戒、不自讃毀他戒、不慳惜加毀戒、不瞋戒、不瞋戒。これは諸仏の根源です。戒を宿した上は二度と無くなることがなく、未来世一切にわたってその功徳が続き、仏となることができます。
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「もったいない」茶碗一杯の食料を毎日捨てている日本人

「もったいない」だけではなく、日本人は一日にお茶碗一杯分の食料を捨てているといいます。近年食品ロスが取り沙汰されていますが、食料を捨てることは「その食料を育てるための土地や水の無駄づかいをした」ということにもなります。しっかりと考えていかなければいけません。
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陰徳を積む

陰徳とは、人から見えないところでよいことを行い、その特性を身につけることです。なぜ人は徳を積むのでしょうか。善いことをすればいいことが、悪いことをすれば悪いことが自分に返ってきます。徳のある人間になるためにはどうすればいいのでしょうか。
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子どもを亡くしたお母さんの救い

ある子どもを亡くしたお母さんの話です。それまで元気だったのに、わずか一日半のうちに子どもが亡くなってしまいました。悲しみにくれるお母さんですが、それからしばらくして笑顔を見てくれるようになりました。悲しみからどのようにして救われたのでしょうか。
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自燈明と法燈明

お釈迦様の最後のことばに「自燈明、法燈明」というものがあります。自らをよりどころとし、法をよりどころとして生きて生きなさいと教えられました。仏の教えは、まるで暗闇を照らす明かりであり、道しるべです。これによって光あふれた未来が見えてくるでしょう。