法話

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稚魚の放流と命の平等

稚魚の放流を通して命の平等を学びました。金子みすゞさんの「大漁」という詩があるように、こちらで喜びに沸く反面、水の底では弱肉強食の世界が広がっています。お釈迦様は「すべての生きものにとって生命は愛しい」といいました。命の大切さをあらあためて考えます。
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無条件かつ無限の愛

人は自分自身に向けられた無条件かつ無限の愛を感じることができた時、何にでも挑戦でき、どこにでも行ける餡心を得ることができると、日本あんこ協会はいいます。これは、阿弥陀仏の無条件で量ることのできないお慈悲のようです。
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懺悔することの大切さ

懺悔することは大切な事です。西山上人は「懺悔とは罪を罪と知って悔い返す心なり」といいました。自分勝手でおろかな行動が、自分を苦しめているのです。自分の行動を見返し、常に悔い返すことが大切です。仏教の懺悔文も合わせて紹介します。
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信仰ある生活を

「皆さん信仰もちなされ信仰なしに生きられぬ」信仰とはこころの支えを持つということ。心の支えがあるから、何かあっても受け入れ、努力し、励んで行くことができるのです。信仰をもつことは人が生きていく上で大切な事です。
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忙しい、忙しい

忙しい、忙しい「忙しい忙しいと言っている人間は、自ら進んで忙しい人生を送っているくせに、「時間がない」などと言う。時間がないのではなく、欲張りなのだ」9月6日付けの日経新聞夕刊のエッセイである「プロム...
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110歳の寿命をまっとうする

和歌山県で最高齢だった中野エイさんが、110歳でその寿命を全うしました。甥の中野富生さんは「エイさんの老いは理想の姿。そんな人が身内にいるのがうれしく、手本にして生きていきたい」としのびました。死んでなお誰かの心に残る生き方をしたいものです。
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ぬいぐるみが心の支えとなる

ある女性はぬいぐるみが唯一心の支えとなったと言いました。家にも学校にも、どこにも居場所がなく、つらいことが会ったときにはぬいぐるみに話しかけることで安心を得ることができました。なぜ彼女は安心を得ることができたのでしょうか。
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「もうがんばらなくていいんだよ」

「もうがんばらなくていいんだよ」お話をひとつ紹介します。『もうがんばらなくてもいいんだよ』もう十数年前になるけど、嫁が急逝してドロップアウトした。赴任先の基幹病院のある地方都市。俺の嫁は誰も知り合いも...
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もの思へば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞ見る

「もの思へば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞ見る」後拾遺和歌集にある和泉式部の歌です。恋に患っていた和泉式部が、貴船神社のみたらし川の沢を飛ぶホタルを見て詠んだ歌です。和泉式部の心の葛藤が欲表れた歌です。
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わかったつもり

わかったつもりになっていることがよくあると思います。でも、ものごとには量ることのできない大きな力があらゆるところで働いています。わかったつもりにならず、わからないならわからないなりに、自分がすべきことをすることが大切です。
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梅は三毒を断つ

昔から梅は「三毒を断つ」といいます。三毒とは「水毒」「食毒」「血毒」のみっつです。身体の汚れをのぞく健康食品として重宝されていました。その意味と、おいしい梅の漬け方を紹介します。
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「見て見ぬふり」スマホと空き缶

ついつい「見て見ぬふり」をしてしまいます。電車に落ちていたスマホと空き缶。同じ「落とし物」なのに、スマホは拾って届けるけど、空き缶は見て見ぬふり。この違いにある高校生はモヤモヤしたといいます。そんな不思議な話を紹介します。